NCJTA | 北加日本語教師会 | Northern California Japanese Teachers’ Association

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Japanese Teachers’ Association

春の例会のお知らせ 4/5(土) 1 pm – 3:10 pm (PDT)

25年度春の例会のお知らせ

今年度の春の例会は 4月 5日(土曜日)にオンラインにて開催されます。「生成AIを活用した日本語クラスの実践例と可能性」と題して、ペンシルベニア大学の中山諒先生にご講演いただきます。前半は中山先生が実践されている「学生とのインターラクティブな役割を果たすAI」の具体例をお話しいただき、後半はプロンプトの書き方の紹介や、実際にAIを使ってみるアクティビティも予定しております。どうぞ奮ってご参加ください。

参加ご希望の方は事前登録をお願いいたします。会員の方は無料でご参加いただけますが、非会員の方は当会のウェブサイト (https://ncjta.org) から会員登録をお願いいたします。

タイトル:「生成AIを活用した日本語クラスの実践例と可能性」

講師:中山諒先生 (University of Pennsylvania)

日時: 4/5(土) 1 pm – 3:10 pm (PDT)

参加登録のリンクはこちら

フォーマット:Zoom
*参加者の方々には、4月4日 (金曜日) にZoom リンクをメールでお送りします。

スケジュール (tentative)

1:00 pm – 1:05 pm 開会の挨拶 NCJTA会長

1:05 pm – 1:10 pm    Japan Foundationからのお知らせ

1:10 pm – 2:00 pm セッション1:中山先生のご講演と質疑応答

2:00 pm – 2:10 pm 休憩

2:10 pm – 3:00 pm   セッション2:グループワークとシェアリング

3:00 pm – 3:10 pm NCJTAからのお知らせ、記念撮影、閉会

発表要旨: 忙しい毎日、「こんなチューターがいてくれたら」と思ったことはありませんか。生成AIは、そんな先生方や学習者を支える新しい相棒になるかもしれません。では、具体的に日本語クラスではどのように活用できるのでしょうか。AIにアイディアを聞く、学生が日本語の質問をする、といった使い方もありますが、今回の発表では学習者がAIと対話しながら思考を深めるという、インタラクティブな実践例を紹介します。例えば、プロジェクト学習でAIチューターとブレインストーミングを行い、アイディアを広げたり、音声認識を使って会話練習をするなど、学習者自身が積極的に関わる活動です。このワークショップでは、生成AIを活用した日本語クラスの可能性と課題について、先生方と一緒に考え、これからのクラスづくりのヒントを探ります。

中山先生より会員の皆様へのメッセージ: この度は春の例会にお招きいただき、ありがとうございます。ペンシルベニア大学の中山諒と申します。生成AIをクラスで活用することについて、先生方はどのようにお考えでしょうか。期待の声がある一方で、慎重なご意見をお持ちの先生もいらっしゃるかもしれません。だからこそ、この勉強会では、立場や考えの異なる皆様と、AIの可能性や課題について率直に話し合いたいと考えています。私は、どんなにAI技術が進化しても、教師が学習者と真摯に向き合い、日本語学習を通して多くを学ぶサポートをすることが大切だと考えています。その上で、AIの力を活かし、日本語クラスの可能性をさらに広げられないか、というのが私の関心です。
当日は、いくつかの実践例に加え、プロンプトの書き方の一例を紹介し、参加者の皆様と一緒に実際に試しながらAIを動かしてみるアクティビティーも予定しています。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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