NCJTA | 北加日本語教師会 | Northern California Japanese Teachers’ Association

Northern California
Japanese Teachers’ Association

NCJTA Workshop Spring 2024

テーマ:「学習者のエージェンシーを育む教室活動作りを目指して」

講師:徳田淳子先生  (University of California, San Diego)

日時: 4/27(土) 1 pm – 4 pm (PDT)

参加登録のリンク:   https://forms.gle/e8Kamdx8Ef8QLJeaA

フォーマット:Zoom
*参加者の方々には、4月25日 (木曜日) にZoom リンクをメールでお送りします。

スケジュール (tentative):

1:00 pm – 1:05 pm  Japan Foundationからのお知らせ

1:05 pm – 2:25 pm セッション1(80分)

2:25 pm – 2:35 pm 休憩

2:35 pm – 3:50 pm   セッション2(75分)

3:50 pm – 4:00 pm  NCJTAからのお知らせ

 

発表要旨:OECD 2030プロジェクトで示されるように、現代の若者は複雑で不確かな世界を歩んでいくために、自ら考え、行動を起こし、目的を達成する力を養うことが求められています。学習者のエージェンシーを育てることは、自らの教育や生活を見直し、社会への参画力を育むことにもつながります。また、効果的な学習を実現するためには、学習者、教師、保護者、コミュニティが共に作り出す学習環境が必要となります。この勉強会では、K-16レベルで日本語教育に携わる私たちが、どのように最適な学習環境を構築し、学習者のエージェンシーを高めるための活動を行うことができるのか、参加者の皆様と一緒に考えたいと思います。大学レベルで行った活動例を紹介するとともに、学習者の学びを促す反省の重要性や成長の過程を記録するポートフォリオの使用についても紹介します。また、こうした学習環境における教師の役割についても、先生方と意見交換を行いたいです。

徳田先生より会員の皆様へのメッセージ:

カリフォルニア大学サンディエゴ校で教鞭をとっております、徳田淳子と申します。この度は、春の研修会にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。私は学習者に付加価値のある日本語のクラスを提供したいと考えながら、毎学期クラスのデザインや学生の指導に取り組んでおります。この勉強会では、今後の社会を担っていく若者にどのような力をつけてもらうべきなのか、またそうした力を養ってもらうために、私たち教師はどのような活動を取り入れていくべきなのかを、参加者の皆様と一緒に考えたいと思います。昨今、日本語プログラムの閉鎖や学習者数、教育機関数の減少といった暗いニュースが増えています。こうした状況を打破するためにも、学習者の興味、関心を引き起こし、今後の日本語教育を盛り立てられるような教室活動作りについて、参加者の皆様と一緒に話し合いたいです。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

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