September 10, 2022
NCJTA Workshop Fall 2022
テーマ:「学習者のモチベーション、主体性を育む自己調整学習の試み」
日時:10/8(土)1 pm - 4 pm (via Zoom)
申し込みはこちらをクリックしてください。
講師
アベロ美恵子先生 (Miami Palmetto Senior High School, Florida International University)
増山和恵先生(California State University, Sacramento)
発表概要
技術革新、グローバル化、パンデミック禍など激動の時代では、学習の意味、学習環境のありかたの再考、そして、生涯に渡って自律的に学ぶ力の養成がますます重要になってきています。そんな「自ら学ぶ力」を助けるのが「自己調整学習」です。自己調整学習とは自分で学習目標を設定させ、その目標に向かっての学習環境を整え、フィードバック・ループをつくり出し、お互いに助け合いながら、学習プロセスを振り返り、自己調整することです。日本語の学習を通して学習者の主体性を育てながら自己調整について話し合うことで、学習者のモチベーション向上にも繋がります。今回のワークショップでは、まず、自己調整学習の仕組みについて学び、高校、大学の日本語の授業での実践例を紹介します。後半は、参加者の先生方にグループになっていただき、どのように自己調整学習を授業にとりいれていくかを話し合っていただき、最後にそれが共有できたらと考えています。
スケジュール
1:00 pm – 1:10 pm 会員の方へのお知らせ
1:10 pm – 2:20 pm セッション 1
• 2021 ACTFL で発表したものを共有予定
自己調整学習とは何か
高校での実施例:学習者の目標設定、学習環境の整備、保護者との連携、学習者間のコミュニティの構築
Self-Regulated Learning Assignments and Activities の一般例の紹介
大学での実施例:宿題、試験の自己、他者、コミュニティでの内省、調整、実行の繰り返し
2:20 pm – 2:30 pm Q & A
2:30 pm – 2:40 pm 休憩
2:40 pm – 3:30 pm セッション 2
• グループによる自己調整学習の導入、実践についての話し合い
3:30 pm – 3:55 pm
• グループ別自己調整学習の共有と話し合い
3:55 pm – 4:00 pm 終わりの挨拶